年収は？フランチャイズの塾経営
塾経営者の収入は？
塾経営者の平均年収
塾経営者の平均年収は500万円程度と紹介しているサイトを見つけました※。
しかし、初年度と5年目では年収が違いますし、塾の規模や生徒数によっても大きく年収は変わるので、あまり鵜呑みにしない方が良いでしょう。
初年度は初期投資もあるため、ある程度生徒数が集まるまでは赤字も覚悟のうえで地道に取り組んでいく必要があります。
この点においては、フランチャイズ塾経営も同様でしょう。
※参照元：入退くん公式HP内コラム「塾経営は儲かる？実際の平均年収や利益を増やすためのポイントを解説」（https://nyutai.bpsinc.jp/column/955/）
塾個人経営者の平均年収
塾の個人経営者の平均年収は、フランチャイズよりもさらに下回るという説があります※。
塾を開校するためには、数百万円の初期投資が必要ですから、生徒数の少ないオープン当初はなかなか収入が上がらない可能性もあります。
個人経営なので、広告や認知度で生徒や講師募集で苦労することもあるでしょう。
もちろん、経営が軌道に乗れば高収入を得られるようになります。塾の個人経営者で年収1,000〜2,000万円を超える人もいるようです。
※参照元：入退くん公式HP内コラム「塾経営は儲かる？実際の平均年収や利益を増やすためのポイントを解説」（https://nyutai.bpsinc.jp/column/955/）
フランチャイズの収入例
初年度売上979万円（純利益527万円）「学習塾ペガサス」
ペガサスでは、フランチャイズとしてのサポートを享受しながら自由度の高い塾経営が可能。教材に自社開発した学習ソフト「PeNext」を用い、1人でも開校できるのが魅力です。「PeNext」は、総務省学校の教育ICTガイドブックにも掲載されました。
そろばん塾やパソコン教室など、ほかの習い事も併設できます。
初年度売上1191万円（508万円）「個別指導s-Live」
未経験のオーナーを支えるための「集客サポート制度」がある個別指導ｓ-Live 。塾経営が未経験の場合、オープン当初の生徒集めが不安材料ですが、本部営業スタッフが各地域での集客を支援しています。
開校時20名以上の集客を目指しているので、初年度からある程度の売上を見込むことができて安心です。
フランチャイズ塾の経営を成功させるには？
FCブランドと経営ノウハウのメリットを活かす
フランチャイズで塾を経営するには、売上の中から本部にロイヤリティを支払うケースが一般的です。固定費として毎月の出費になるので、フランチャイズの場合は契約時によく確認し、固定費を踏まえた経営計画を立てる必要があるでしょう。初期費用にも、加盟金や保証金が加わります。
しかしながら、フランチャイズはネームバリューがあり、開業当初から本部の学習指導や経営のノウハウがあります。集客や講師募集でも有利となり、経営を軌道に乗せやすいと言えるでしょう。塾講師の経験や経営が未経験でも、地道に規模を拡大していけるチャンスがあります。
塾フランチャイズ本部3選
将来性・安定性・社会貢献性の高さから、塾ビジネスは今なお注目の業種。
その中でも、未経験でも始めやすく、集客や運営ノウハウが整った「フランチャイズ型」は開業手法として人気です。
ここでは、「安定収益」「早期回収」「低負担」など、経営者のニーズに応じて選べる注目の塾フランチャイズ本部を3社ご紹介します。
ビジネスモデルなら
WAM
（https://fc-wam.com/lp09/ga/）
- 「月謝制×長期受講型」のモデルを採用しており、毎月安定した収入が見込めるため売上の波が起きにくい
- 本部の分析に基づいて勝ちやすいエリアに出店できるため、地方でも収益を上げやすく、立地による失敗リスクが少ない
- 本部SVによる相談対応に加え、運営ノウハウがマニュアル化。初めての教育業界でも、マニュアルを実行するだけで教室運営が可能
- 初期費用
- 473.5万円～（※1）
- 営利額
- 21,108,544円（※2）
- ロイヤリティ
- 公式サイトに記載無し
現論会
（https://genronkai.com/fc-owner-recruitment/）
- 授業料が高めに設定され、生徒が8人集まれば運営費をまかなえるため、早い段階で利益を出しやすい
- 講師の人数を増やさなくても運営できる仕組みで、生徒が増えるほど利益増に期待できる
- SNSやネット広告のノウハウが整っているため、高い広告費を準備しなくても集客が見込める
- 初期費用
- 公式サイトに記載無し
- 年利額
- 1617.1万円（※3）
- ロイヤリティ
- 売上の12％
省力経営のビジネスモデルなら
松陰塾
（https://www.showin-fc.jp/）
- AI教材を使って生徒が自分のペースで学習できるため、講師の雇用や育成の必要がない
- 毎月のロイヤリティが一切かからないため、売上の多くを利益として計上できる
- 15坪ほどのスペースがあれば開業できるため、物件選びの選択肢が広く、家賃などの固定費も抑えられる
- 初期費用
- 公式サイトに記載無し
- 利益
- 2,100万円（※4）
- ロイヤリティ
- なし
(システム使用料あり）
■選定条件
2023年10月26日時点、Googleにて「塾 フランチャイズ」で検索し表示された全結果のうちフランチャイズ募集がある学習塾23社と、アントレで「フランチャイズ フランチャイズ×塾・スクール」と絞り込んで該当した学習塾6社の中から、
補習塾：「WAM」……補習塾の中で唯一「本部が費用を負担し開校前から、問い合わせが30名に到達するまでWEB集客のサポートを実施。
進学塾：「現論会」……進学塾の中で唯一、生徒単価の高い大学進学を専門とするフランチャイズ。
映像塾：「松陰塾」……映像塾の中でロイヤリティが発生しない。
として選出しました。
（※2）生徒数によって売上は異なります。また、売上を保証するものではありません。
（※3）情報参照元：https://genronkai.com/fc-owner-recruitment/
（※4）情報参照元：https://www.showin-fc.jp/plan/