学習塾の多くは、駅前や幹線道路沿いなど、生徒が通いやすい場所にあることが望ましいです。その上で、あらかじめ検討しておきたいのが、入居する建物の「階数」です。1階(路面店)と2階以上では、それぞれ特徴が大きく異なります。
1階(路面店)は看板が目立ちやすく、通行人の目に留まりやすいため認知向上が期待できる反面、賃料が割高になる傾向があり、外からの視線が気になる場合もあります。2階以上の場合は、賃料を抑えやすく学習に集中しやすい環境を作りやすいメリットがありますが、通行人へのアピール力は弱まる傾向にあります。
そのため、例えば低学年の小学生向けなら安心感のある1階、集中力を要する高校生向けや個別指導なら2階以上といったように、ターゲットや指導スタイルに合わせた階数選びが大切です。
塾の物件選びで見落としがちなのが駐輪場の有無です。地域にもよりますが、多くの生徒が自転車で通塾する場合、駐輪スペースがないと近隣トラブルやクレームの原因になるだけでなく、通いにくさから退塾に繋がるリスクもあります。開塾前には、自前の駐輪場が確保できるか、あるいは近隣の公共駐輪場が利用可能かを確認しておきましょう。
塾の授業が終わる時間は、周囲が暗くなっていることがほとんどです。保護者は通塾路の安全性を非常に重視します。街灯の明るさや設置間隔、人通りの多さ、万が一の際に立ち寄れるコンビニがあるかなど、保護者の視点に立って周辺環境をチェックすることが求められます。
塾経営に適した物件を見つけたとしても、加盟するフランチャイズ(FC)の既存店が近くにある場合、競合を避けるための「テリトリー権」などのルールにより、その場所での開塾が認められないことがあります。FC加盟を検討する際は、物件を探す前の段階で、出店可能なエリアについて本部としっかりすり合わせを行っておきましょう。
多くのFCでは、指定のデザインやサイズの看板を設置するルールがあります。物件の契約後に「規定の看板が設置できない」という事態にならないよう、事前に管理会社の規約を確認し、FC本部の担当者にも物件の下見を依頼するのが安心です。
フランチャイズでの開塾には、物件選びにおいて多くのチェックポイントが存在します。すべての条件を満たす物件を見つけるのは容易ではないため、どこかで妥協点を見つける必要があります。「賃料の上限」や「駐輪場の有無」など、譲れない条件に優先順位をつけて探すことが重要です。実績のあるFC本部であれば物件探しのノウハウを持っているため、積極的にアドバイスやサポートを活用しましょう。
学習塾は主に「補習塾」「進学塾」「映像塾」の3つに分かれ、それぞれ運営方法が異なります。
ここでは、学習スタイル別に、おすすめ塾のフランチャイズを紹介します。自分に合う運営方式のフランチャイズ本部選びの参考にしてください。
■選定条件
Googleの検索エンジンで「塾 フランチャイズ」と検索し表示された29社(2021年10月15日時点)のフランチャイズ本部の中から、
補習塾:「WAM」……補習塾の中で唯一「本部が費用を負担し開校前から、問い合わせが30名に到達するまでWEB集客のサポートを実施。
進学塾:「トライプラス」……CM総合研究所が行う「2022年7月度 業類別CM好感度No.1銘柄」で「マスコミ・教育」部門で1位。参照元:CM総合研究所(https://www.cmdb.jp/cmindexweb/cmlikability_202207no1_20220805/)
映像塾:「松陰塾」……映像塾の中でロイヤリティが発生しない。
として選出しました。