学習塾の経営に興味はあるけれど、「自分は勉強を教えられないから…」と諦めていませんか?実は、学習塾フランチャイズ(FC)で成功しているオーナーの多くは、教育業界未経験・異業種からの参入組です。
こちらの記事では、未経験でも学習塾のフランチャイズ経営で成功できる理由と、異業種での経験がどう活きるのかを解説します。また、未経験者だからこそ陥りやすい失敗や注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
塾オーナーの本来の役割は、「教育」ではなく「マネジメント」です。自分で教壇に立つプレイングマネージャーは現場に縛られやすいため、教室の規模拡大が停滞しがちに。一方で、経営に専念するオーナーであれば、講師の採用・育成や地域への集客活動に集中できるため、教室の規模拡大を進めやすいという大きなメリットがあります。ビジネスの視点で組織全体を俯瞰できることが、経営において強力な武器となります。
近年、EdTech(教育×テクノロジー)の進化によって、学力向上を優秀なシステムが担保してくれる仕組みが確立されています。そのため、これまで塾経営や講師の経験がなかったとしても、映像授業やAI教材を活用することで、誰もが質の高い教育を提供できるようになっています。 オーナーは「何をどう教えるか」で悩む必要がなくなり、生徒がシステムを最大限活用できる環境づくりや、学習進捗の管理に注力することができます。
FCに加盟して学習塾を開業する最大のメリットは、FC本部の手厚いサポートが受けられる点です。教室の立ち上げ準備から生徒の募集、保護者対応に至るまで、未経験からでもゼロから学べるパッケージが用意されています。長年にわたり塾経営を行ってきた本部が確立したシステムをそのまま導入し、実績のある運営ノウハウをすぐに活用できるのは非常に心強いポイントです。
これまでの営業職などで培った経験も、塾経営に大いに役立ちます。なぜなら、最終的に入塾を決めるのは生徒本人ではなく保護者だからです。保護者との面談において、成績や進路への不安といった潜在的な悩みをヒアリングし、その解決策として自塾を提案(クロージング)する際に、営業のスキルが存分に活かされます。成約率(入塾率)を高める力は、教室の売上に直結する非常に重要なスキルです。
飲食店や小売店での店長経験がある場合は、塾経営の要とも言える講師のマネジメントにその経験をそのまま活かせます。学生アルバイトの採用や教育、シフト管理を行い、モチベーションを向上させてチームをまとめる力は一朝一夕に身につくものではありません。講師たちを鼓舞し、生徒を支えるチームを作り上げるスキルがあれば、活気に満ちた魅力的な教室を作ることができます。
塾の経営においては、教育への情熱と同時に冷静な数字の管理が求められます。現場の教育を第一に考えるあまり、どんぶり勘定になってしまうケースもありますが、事務や経理を経験している人であれば、利益率や退塾率などの数字を綿密に管理できるという強みがあります。冷静に数字を分析・管理することで、一時的な生徒数の増減に一喜一憂することなく、ビジネスとして安定して継続させることができるでしょう。
加盟したFC本部のブランド力に依存しすぎてしまうのは、未経験者が陥りやすい失敗の典型パターンです。たとえ大手のブランドであっても、看板を掲げれば勝手に生徒が集まるという思い込みは非常に危険です。自ら校門前でのチラシ配りやポスティングに動かなければ、初期の集客でつまずくことになるため注意してください。看板はあくまで補助という認識を持ち、自ら積極的に動く姿勢が求められます。
実際に生徒に勉強を教えるのは講師です。つまり、生徒の満足度を左右するのは現場の講師たちということになります。そのため、講師を単なるコマとして扱うとすぐに見限られ、教室が回らなくなるリスクがあります。さらに、講師の不満は生徒や保護者にもすぐに伝わり、教室全体の評判低下を招きかねません。 現場の講師への日々の声がけや定期的な面談を実施し、講師自身が「ここで働き続けたい」と感じられる環境を作ることが大切です。
「目の前の生徒を助けたい」という情熱から、例えば補習を無料で何度も引き受けるといった対応を繰り返していると、いずれボランティア状態となり経営が破綻してしまいます。提供する価値に対しては正当な対価をしっかりと受け取るという、教育とビジネスの明確な線引きが必要です。
フランチャイズ本部を選ぶ際は、まず開業前後の現場サポート体制がどれだけ充実しているかを確認しましょう。単にマニュアルを渡されるだけでなく、担当のスーパーバイザー(SV)がどの程度現場に寄り添ってくれるかが重要です。不慣れな保護者面談への同席や、地域特性に合わせた集客プランの共同作成など、実働レベルでしっかりと伴走してくれる体制が整っているかどうかが成功の鍵を握ります。
既存のFCオーナーの中に、異業種出身者がどの程度いるのかを確認し、具体的な成功事例を聞き出すことも有効でしょう。教育業界の知識や経験がない状態から成功したケースが多ければ、そのFC本部が提供している研修プログラムが未経験者にとって分かりやすく、実用的であるとも考えられます。サポートの充実度を測る一つの判断基準として役立てましょう。
学習塾のフランチャイズは、本部のノウハウやEdTechの進化により、未経験でも経営に特化して成功を目指せるビジネスモデルです。前職での経験を強力な武器としつつ、ブランド力に頼りすぎない自発的な集客と、講師への手厚いケアを両立させることが成功の秘訣。様々な成功事例を参考にしながら、安定した教室運営を目指してください。
以下のページでは、おすすめの塾フランチャイズを紹介していますので、これから開業を検討している方は、あわせて参考にしてみてください。
学習塾は主に「補習塾」「進学塾」「映像塾」の3つに分かれ、それぞれ運営方法が異なります。
ここでは、学習スタイル別に、おすすめ塾のフランチャイズを紹介します。自分に合う運営方式のフランチャイズ本部選びの参考にしてください。
■選定条件
Googleの検索エンジンで「塾 フランチャイズ」と検索し表示された29社(2021年10月15日時点)のフランチャイズ本部の中から、
補習塾:「WAM」……補習塾の中で唯一「本部が費用を負担し開校前から、問い合わせが30名に到達するまでWEB集客のサポートを実施。
進学塾:「トライプラス」……CM総合研究所が行う「2022年7月度 業類別CM好感度No.1銘柄」で「マスコミ・教育」部門で1位。参照元:CM総合研究所(https://www.cmdb.jp/cmindexweb/cmlikability_202207no1_20220805/)
映像塾:「松陰塾」……映像塾の中でロイヤリティが発生しない。
として選出しました。