英語塾経営の選択肢の一つがフランチャイズです。フランチャイズも様々な形がありますが、その中にはビッグブランドも存在します。フランチャイズを検討している方は、FCごとの得意・不得意や将来性を考えることが大切です。

英語塾のフランチャイズブランドを解説

英語のフランチャイズは多々あるため、どのフランチャイズを選ぶのかも大切です。そこでまずはどのようなフランチャイズがあるのか、2024年5月31日にGoogleで「英語塾　フランチャイズ」と検索した際、上位に表示されたブランド公式HPを上から5つ紹介します。

NOVA

初期費用	182,600円～
収益モデル	記載なし
ロイヤリティ	講習費の10%

英会話教室の大手

NOVAといえば「駅前留学」を掲げている大手英会話教室です。英会話教室として圧倒的な知名度を誇る点や、「駅前留学」の名称からも分かるように立地にこだわることで、高い集客を期待したビジネスモデルが特徴です。

近年は対面での英会話教室だけではなく、オンラインを活用した教室の実践やアプリを活用しての予約システム、さらには英語以外の語学の提供など、ユーザビリティを高めた施策を多々打ち出しています。

基本情報

運営会社	株式会社NOVA
営業時間	月～土 9:30～21:30、日 9:30～19:30
電話番号	0120-324-929
公式HP	https://www.nova.co.jp/fc/

WinBe

初期費用	記載なし
収益モデル	記載なし
ロイヤリティ	記載なし

体験型の英語学習

幼児から小学生までを対象にした「体験型」の英語学習を提供しているフランチャイズです。ネイティブ講師と日本人講師によるペアティーチングにて、聞く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく身に付けてもらうためのレッスンを提供。

語学習得の専門家と共に開発した独自メソッドによる学習だけではなく、スピーチコンテストや発表会、ハロウィンやクリスマスなどの異文化体験型イベントを多々開催しています。

基本情報

運営会社	株式会社やる気スイッチグループ
営業時間	平日 10:00～18:00
電話番号	0800-123-3725
公式HP	https://www.tact-net.jp/fc/wb/

AIC Kids

初期費用	記載なし
収益モデル	記載なし
ロイヤリティ	記載なし

具体的な目標設定

「小学校で英検2級取得」と、具体的な目標を設定し、そのためにオールネイティブ講師による授業を展開しているフランチャイズです。

英語学習だけではなく、学習塾やバイリンガル幼稚舎、学童保育やインターナショナルスクールなどを手掛けていることから豊富な学習ノウハウを持つ業者で、経済的な面だけではなく、オーナーの思い・理念を共有し、子どもの可能性を大きく広げるための事業を展開したいと考えています。

基本情報

運営会社	AICエデュケーション
営業時間	記載なし
電話番号	082-245-4119
公式HP	https://aic-kids.com/fc/

英会話教室wokwok

初期費用	記載なし
収益モデル	記載なし
ロイヤリティ	記載なし

日本全国どこでも開講可能

未経験からでも英会話教室の開校が可能なシステムを用意しているフランチャイズです。広島県福山市にある教室ではありますが、講師は全員がセブ在住の外国人で、オンラインを通して全国どこででもネイティブ講師による授業を受けることができます。通学タイプも用意している点、自由な受講スケジュールを組める点、さらには短期留学を実践できるカリキュラムを用意している点に加え、教室名も自由に設定できるなど自由度の高いフランチャイズです。

基本情報

運営会社	英会話教室 wokwok
営業時間	記載なし
電話番号	084-994-1403
公式HP	https://www.wokwok.info/fc

Lepton

初期費用	660,000円～
収益モデル	記載なし
ロイヤリティ	記載なし

各種支援ツールをパッケージング

指導者向け研修や教務・業務マニュアルに広告宣伝素材など、教室運営に必要な支援ツールがパッケージング化されているため、導入研修を含めて最短1カ月での開講が可能。

今ある教室でレッスンできる点、日本全国でも対応できる点やいつでも開講できる点が特徴で、時間や回数を選べるなど自由にレッスン体制を組み立てることができるため、状況・環境に合わせての英会話教室開講・運営が可能なフランチャイズです。

基本情報

運営会社	株式会社FREEMIND EVAN
営業時間	平日 10:00～18:00
電話番号	東京 03-6891-2556 京都 075-257-7380
公式HP	https://www.lepton.co.jp/lp/b1/

英語塾の将来性

英語そのもののニーズは増える

今後、日本国内でも英語の需要が高まることが予想されます。例えばすでに日本は円安の影響により、世界から観光客が多く来日しており、観光業界は英語ができる人材を求めています。

また、国内の労働者不足から外国人労働者の雇用にも力を入れており、外国人とのコミュニケーションが可能な英語力を持つ人材が求められているのです。現時点でも日本国内には多くの外国人労働者がいますが、そこでも英語が扱えるスキルは重要視されています。

さらに、AIの活用によって今ある仕事が減っていくと予想されており、コミュニケーションがメインの仕事が残っていくでしょう。そうなると、英語が使える人材はより重宝されていきます。このように、英語のニーズは今後さらに高まることが予想されています。

潜在顧客はまだ多い

すでに英語の需要が高まっていることから、英語の習得を目指す人も増えています。実際にはまだ行動に移していないものの、いずれは英語を習得したいと考えている人はまだまだ多いです。

DMM英会話の調査によると、ビジネスパーソンの61.1％が英語学習の必要性を感じるも、英語学習をしている人は27.7％と少ない状況です。

このような潜在顧客が多くいることから、英会話教室市場は今後さらなる成長の伸びしろを持つことを意味しています。すでに飽和状態にあると考えている人も多いようですが、まだまだ成長が見込まれています。

出展：PR TIMES（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000002581.html）

英語塾を成功させるポイント

役立つ資格を取る

フランチャイズの経営で求められるのは、自身の英語力だけではなく経済的な手腕です。そこで、経営に役立つ資格を取得することで英語塾の成功の可能性を高めます。経営に関する資格は多々あります。経営士や日商簿記検定といった資格などが代表的です。

また、資格取得のための勉強は英会話教室運営に役立つことも多々あります。「資格」として形にするだけではなく、勉強して獲得する知識も役立つことでしょう。

経歴をアピールする

強みになる経歴を持っている場合はアピールしましょう。英会話教室の運営の場合、英語力をアピールできる経歴は武器になります。

海外留学経験、TOEICの点数、英検資格の保持といった分かりやすいものはもちろんですが、海外で営業を担当していた、現地に赴任していたなど、これまでのキャリアで英語と触れ合ってきたものがあればアピール材料になります。特に経歴はほかの英会話教室と差別化しやすい部分なので、あれば強みとなります。

英会話教室のフランチャイズを検討してみよう

英会話教室をイチから自らでとなれば大変ですが、フランチャイズであればパッケージング化されたノウハウを使えるため、未経験でも英会話教室運営が可能です。むしろフランチャイズ先の知名度が高ければ高い程、集客も期待できるため成功も見えやすくなります。